• 検索結果がありません。

KBNF | EOFN

ドキュメント内 EUR 帳票出力 EUR Designer/EUR Viewer編 (ページ 175-179)

図 5‒6 複数様式情報定義ファイルとデータファイルの例(様式ごとに 1 レコードのデータを読 み込む場合)

(2) grouptransfercondition

様式グループを切り替える条件(様式グループ遷移条件)を指定します。grouptransfercondition は,指 定を省略できます。

■grouptransfercondition の形式

〔grouptransfercondition { transfercondition={KBNF|EOFN}

〔fieldname="フィールド名"〕

}〕

■キーワード transfercondition の構文

transfercondition={KBNF|EOFN}

EOFN

様式グループの formfilename に指定されているすべての帳票ファイルを印刷したあと,次の様 式グループに切り替えます。

図 5‒7 transfercondition の値による様式グループ切り分けタイミングの違い

■キーワード fieldname の構文

fieldname="フィールド名"

フィールド名

キーブレイクの対象となるフィールド名を「"」で囲んで指定します。

キーワード transfercondition に KBNF を指定した場合は,フィールド名を指定してください。

各様式グループに指定されたフィールドが同じ名称でない場合は,エラーコード 4642 を返します。

また,同じフィールド属性でない場合は,エラーコード 4644 を返します。

様式グループとサブ様式グループに指定されたフィールド名が同じ名称の場合は,エラーコード 4631 を返します。

(3) formtransfercondition

grouptransfercondition は,キーブレイクの対象となるフィールドのデータが変わった時点で次の様式グ ループに切り替えますが,formtransfercondition は,キーブレイクの対象となるフィールドのデータが 変わった時点で先頭の様式に切り替えるかどうかを指定します。

例えば,請求書のように,次のような条件で帳票出力する場合,formtransfercondition を指定します。

• 様式 1 は必ず出力します。

• 様式 1 に納まらないデータがある場合,続きのデータを様式 2 に出力して,請求先のデータが変わっ た時点で,様式 1 に戻るようにします。

• 様式 1 の出力で請求先のデータが変わった場合は,様式 1 に戻ります。

図 5‒8 formtransfercondition の指定例

このように,先頭の様式を出力したあと,次の様式に続きのデータを出力しなくて済む場合は,

formtransfercondition を指定しておくと便利です。

formtransfercondition を指定した場合,同じ様式グループ内に subgroup は指定できません。

formtransfercondition と subgroup を同時に指定した場合は,エラーコード 4631 を返します。

■formtransfercondition の形式

〔formtransfercondition { keybreaktopform={ON

|

OFF}

〔fieldname="フィールド名"〕

}〕

■キーワード keybreaktopform の構文

keybreaktopform={ON|OFF}

ON

|

OFF

先頭の様式に切り替えるかどうかを指定します。

ON

キーブレイクのタイミングで先頭の様式に切り替えます。

ON を指定した場合は,キーワード fieldname で,キーブレイクするフィールド名を指定して ください。

先頭の様式を出力する場合,ページ番号の開始番号を初期化するときは,キーワード formfilename の resetpagenumber に ON を指定しておいてください。

OFF

先頭への様式には切り替えません。キーワード formfilename の transfercondition で指定され ている各様式の遷移条件での動作になります。

■補足説明

キーワード transfercondition で NPNF が設定されている場合,先頭の様式でページ番号の開始番 号を初期化するときは,キーワード keybreaktopform に ON を指定しておいてください。OFF が 指定されている場合は,ページ番号が初期化されません。

図 5‒9 keybreaktopform の値による様式切り替えの違い

■キーワード fieldname の構文

fieldname="フィールド名"

フィールド名

キーブレイク対象フィールド名を「"」で囲んで指定します。

キーワード keybreaktopform に ON を指定した場合は,フィールド名を指定してください。指定 されていない場合は,エラーコード 4631 を返します。

(4) formfilename

formfilename を指定した場合,同じ様式グループ内に subgroup は指定できません。formfilename と subgroup を両方指定した場合,またはどちらも指定しなかった場合は,エラーコード 4631 を返します。

formfilename は必ず指定してください。formfilename が指定されていない場合は,エラーコード 4631 を返します。

formfilename は,様式グループ内に指定する様式の数分を繰り返し指定します。

■formfilename の形式

formfilename "帳票ファイル名" {

transfercondition={NPNF

|

KBNF

|

EOFN}

printnewpaper={ON

|

OFF}

resetpagenumber={ON

|

OFF}

〔traycode=給紙トレイ番号〕

}

帳票ファイル名

帳票ファイル名を「"」で囲んで指定します。パスの指定は要りません。

指定する帳票ファイル名は,様式グループ間で同じ名称がないように指定してください。同じ名称 の帳票ファイルがある場合,または帳票ファイル名をパス指定された場合は,エラーコード 4631 を返します。

複数様式で出力する場合は,一組にする帳票すべてに同じキーフィールドで改ページするように設 計しておいてください。

帳票ヘッダのある帳票は,複数様式では出力できません。

■キーワード transfercondition の構文

transfercondition={NPNF|KBNF|EOFN}

ドキュメント内 EUR 帳票出力 EUR Designer/EUR Viewer編 (ページ 175-179)